嚥下精密検査
嚥下内視鏡検査
鼻腔から細い内視鏡を挿入し、喉を観察します。咽頭部の動きや形状をカメラ下で観察し、唾液の貯留状況や実際に飲食物を飲み込んでもらった際の通過状況やどの程度残ってしまうのか等を調べます。
嚥下造影検査
X線透視下で造影剤(バリウム)入りの食品を食べていただき、咀嚼の様子や喉への送り込み・飲み込みなど、一連の動作を調べます。 嚥下障害がどの部分の障害で生じているのか、どのような食べ物であれば・そのような姿勢であれば安全に食べる事が出来るのかなども調べる事が出来ます。
検査までの流れ
①診察
②検査説明・同意書への記入(同意した後での撤回や検査途中で具合が悪くなった場合などいつでも中止できます。)
③検査日の予約
・嚥下内視鏡検査:火・金
・嚥下造影検査:月・火・金 13:30~14:00
④検査実施
嚥下機能の評価・適切な食事を判断するためにやむを得ず患者様にとって難しい食物ならびに量を摂っていただく事があり、検査中に誤嚥が起こる場合があります。
稀に誤嚥による発熱や誤嚥性肺炎がおこることがあります。誤嚥が起こった際は直ちに吸引や適切な対応を行います。
※嚥下内視鏡検査では、検査当日のお食事は控えめにしてください。
※嚥下造影検査は検査当日のお食事に制限はありません。